ストラスブールの朝市を散策したら絶品スイーツに出会った話

Bonjour,こんにちは Makiです。


先日の土曜日にストラスブールの旧税関  Ancienne Douane 前で行われているマルシェに行ってきました。そこで、出会ったスイーツがとーっても美味しかったのでみなさんとシェアしたいと思います。



もうすぐストラスブールに住んで9ヶ月がたとうとしていますが、実はマルシェに行ったことがなかった私。

理由は色々ありますが・・・一番は、朝早く起きて食材を買いに出かけるなんて面倒くさい!でした。

あるきっかけで最近は7時台には起床できるようになり、早朝の街なか散歩を始めるようになりました。そうして、出会ったのがこのマルシェ。(もちろん私が知るずっと前から存在する歴史あるマルシェです。)


旧税関(現在は地産地消の食材を扱ったスーパーになっている)前のドアンヌ通り rue de la Douane、150mほどが歩行者天国になり両脇に、八百屋さん maraîcher 、魚屋さん poissonier、肉屋さん boucherie、お花屋 fleuristeさんなどが並びます。

チーズやヨーグルトなど乳製品を扱った laiterieもあり、ここで見つけたのが1カップずつ売られているヨーグルトたち!


よく見てみると、ヨーグルトの隣には、"Flan"と書かれた、見た目ヨーグルトのようなものが。「これ何ですか?」と店員のお兄さんに聞いてみるも、なんと説明していいか分からないご様子。



よし、それなら買って試してみましょう!

ということで、

バニラ味のフランと、レモン味のヨーグルトを買ってきました。

まずは2個だけ買って、美味しかったら来週また買いに行く、という慎重派。ちなみに、お値段はフランが0.78€ (約 96円)で、ヨーグルトが0.69€ (約85円) ( 1ユーロ=124円で計算しています)安い。



味の方は・・・

フランはとても濃厚なカスタードプリンでした。とっても美味しい。甘さはしつこくなく、でも濃厚。日本のカスタードプリンはカラメル液が最後に待っていますが、フランはプリン部分だけ。それでも飽きずに最後までぺろりと食べてしまいました。


ヨーグルトの方も、レモンのほのかな香りと、濃厚なヨーグルトの味が上手く絡み合っていました。これを食べてしまうと、朝いつも食べているスーパーのヨーグルトが偽物に感じてしまう!

ちなみに、辞書で調べてみるとflanはカスタードプリンのことなのですね。

このフランを制造・販売しているlaterieの名前は、Ferme St Ulrich Durningenです。当日行ってみれば、たくさんのヨーグルトをディスプレイしているので絶対に分かるはずです!!ストラスブールの他のマルシェにも参加しているそうなので、他の地区のマルシェでも見つけられるはずです。


スーパーにももちろん、プリンやパンナコッタなどデザードは売られているのですが、ほぼ4個あるいは2個パックで売られていて、日本のコンビニデザート感覚で1つだけを食べたい気分のときには不向きかなと思います。ですので、私はフランスのスーパーデザートを試したことがありませんでした。

しかし、このFerme St. Ulrichなら複数のフレーバーの中から1個ずつ選んで買うことが出来ます!とても嬉しいシステムです。

このflan、本当に美味しいので、ストラスブールのマルシェでぜひ試してみてください!


ちなみに・・・・

このマルシェのすぐ横では、蚤の市、アンティーク市も同時開催されています。ぶらぶら眺めるだけでも楽しいです。

面白かったのは、商品を整理しているおじさんが使っていた缶が 「鳩サブレ」 だったことです。

フランスの古~いがらくたたちに混じって、黄色い鳩サブレが!!すごい組み合わせ。

「これ日本のクッキーの箱ですよ。どうやって手に入れたんですか?」と聞いてみると、

ある日本人家族が引っ越しをするということでその整理を手伝ったときにもらったもの、らしい。確かに、大容量で頑丈な鳩サブレの缶、物を整理するにはぴったりだよな~。笑


旧税関前のマルシェは毎週土曜日の7時から13時まで。

大聖堂をみるついでにぜひ足を運んでみてください!!

Deep@Stras

大聖堂で有名なフランスの東のはじっこ、ストラスブールで暮らす兼業フリーランサーのブログ。日々の暮らしのこと、フランス生活で役立つことなどを発信していきます。

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